作ったもの
AIが最新のネット記事を収集し、キュレーションをするサイトを作りました。
もるみかんアンテナ
https://antenna.moruorange.com/
昔話
著者が高校生、大学生の頃、まだ世の中にSNSが広まっておらず、2chや個人サイト、blogなどが流行っている時期でした。
当時自分は、昔からの流れでblogやサイトを作っていました。主なコンテンツは、当時趣味だったネットサーフィンで見かけたサイトの紹介が主なものでした。
紹介の方法としては、サイトタイトルとURL、一言コメントという構成でした。
また、当時このようなことをする大手サイトなども存在しました。RSSも普及し始めていたような気がしますが、RSS対応していないサイトなどもあったため、アンテナ系のサイトを利用する機会も多かった記憶があります。
RSSは記事を収集するツールとしては便利でしたが、あまりにツール然としていて、キュレーションの要素は欠落していたように思います。また、一言コメントのようなコンテンツ性も欠落していました。
昨今では、SNSがその代替を行っていましたが、最近のSNSのタイムライン、億劫ではないでしょうか。嫌なコメントが目に入ってきたりします。
そこで
どうせなら、AI (LLM) にコメントをつけさせればいいのでは、と思いつきました。
少し有機的な要素があるように見えながら、その内部は完全な無機質なものであり、まだ内容は不完全ですが、酷い内容でも怒りの矛先が人に向かないのは、精神衛生上は良いかもしれない。
このアイディア自体はGPT3の頃からあり、試行錯誤検討をしていました。
その中で一度昨年、すべてクライアントサイドで行う、試作品を作成しました。
過去の試作品 - クライアントサイドツール -
まず、誰でも自分の好みのキュレーションが利用できるように、以下のようなクライアントサイドのWebアプリを作成しました。
自分で情報源のRSSを登録、要約に利用するLLMのAPIキーをセットするというイメージです。
これ自体は面白い文章が作られて、個人的には少し面白かったのですが、記事作成に時間がかかり、毎回表示がしんどいという問題がありました。
また、APIキーを自前で取得する敷居の高さもありました。なかなか試してもらえるものではなさそうでした。
もるみかんアンテナ作成
クライアントサイドの限界を感じ、DBを用いたちゃんとしたWebアプリにしてみることにしました。これもアイディアはありましたが、実装が面倒だと二の足を踏んでいる状態でした。
そこに、Claude Codeなるものが登場、新しいMacの購入というイベントが重なり、一気に推し進めることになりました。
基本的な構成については過去投稿を↓
AIとRSSを使った記事紹介サイトを作ってみた
https://blog.moruorange.com/posts/ai-rss-article-site
管理ページ
このWebアプリの利用ユーザの想定は、基本的に自分自身となります。
でも一応ロールプレイとして、管理人という個性を作り、人力おすすめの機能もつけて、古のネットの再現も少ししています。(これが有機的なストレスであるという問題は同時に存在します)。
管理ページは、コメント投稿や不適切記事の削除、RSS管理など、常用しつつ管理できる画面構成として作っています。
また、このページからは手動更新機能もついており、定時以外にも記事更新を動作させることができます。変な時間に更新されている場合は、手動更新である可能性があります。
開発体制
前述の通り、Claude Codeで作成しています。コードはほぼ書いていません。(x.comのボタン配置などは少し手伝ったくらい)。
AWS Lambda関数も2つほどあるのですが、そちらも当初は手動更新でしたが、後付けでcdk用のコードを作成させて、同期、更新作業もClaude Codeにお願いできるようになりました。
Webアプリ自体のデプロイ先はVercel (hobby) となっているので、Githubに変更をプッシュするとデプロイが走ります。
DBもVercelと連携されているNeonを利用しているので、テーブル変更なども依頼できます。(!?)
- 実装を依頼
- 動作確認(手動)
- コミット・プッシュ・デプロイを依頼
- 本番反映確認(手動)
すごい時代です。
まとめ
ということで、いくらでも書くことはありますが、一旦これくらいで。
もるみかんアンテナについてXなどで積極的に宣伝していますが、身の程は弁えており、登録RSSのカスタマイズが管理人に委ねられている時点で、管理人以外のユーザにハマるものになるとは考えていません。一応ジャンルフィルター機能をつけてみましたが、それにも限界がありそうです。利用ユーザ管理機能を追加するともちろん改善するのですが、LLM APIの利用料金を考えるとなかなかそうもいかないのです。
個人的には飽きずに毎日使えているので、これからは微調整を加えながら、盆栽的に管理していこうと思います。
おすすめの情報源RSSや、機能改善案などありましたら、X宛にでもご気軽にお声掛けくださればと思います。


